ハードディスク逝きました…。交換編


DiamondMax60@30.7GBに不良セクタ発見、Seagate U6に交換したときのハナシとか。 かなり痛かったです。

で、その交換したU6は享年(日か?)25日というナイスな壊れ型をしまして、新品交換となってます。


発端

なんだ?

2001/09/18深夜。W32.Nimdaが大流行で、念のためNorton Anit VirusのLive Updateをしていた最中、 Windows2000がデッドロック。青画面で落ちる。再起動。この頃、 MillenniumG450のドライバが妙に不安定で落ちまくっていたんだが。

ファイルシステムがFAT32だったので、CHKDSK.exeがブート時に回る。ぼーっと画面眺めていたら、 "bad sector in 4096bytes"なんつー表示が。しかもシステムドライブ…。 ほかにもLive Update中だったノートンさん関係のファイルが死亡>>クロスリンクファイルになっていたが。 以後アップデートは正常に更新できなくなりました。

対策は…

不良セクタが出たのがWindows2000のシステムパーティションなのでフォーマットは出来ない。 ハードディスクの空き容量が丁度テンパっていたので新しいHDDを買うことにしたり。

本来ならDiamondMax60をそのまま使い回すのだが、 この状況だと危なそうなので予算内で一番容量のでかかったSeagateのU6@80GB(ST380020A)に決定。 こんな事にならなければBarracudaATA4にしたのに。Sofmap厚木だったので保証は適当だし、 お値段も1グレード分違った…。

交換してみる

FDISKが変だ

とりあえずU6をUltra100のIDE1 MasterにつないでFDISK。何故か14GBほどしか容量表示してくれん。 Windows98 FDISKのバグ で(本来の容量)-64GBで表示してるらしい。しょーがないので弟君マシンでWindowsMeの起動Diskを作って解決。 流石に80GBは時間がかかる…。

Windows98SEとWindows2000のデュアルブート環境を構築して終了。作業は20日に持ち越し。

データ移動

Ultra100のIDE2にDiamondMax60をつないでデータ移動。 不良クラスタがあるのはシステムがおいてあったパーティションだけだったみたいだが…。 以前はUltra100に2台以上HDDつなげると何故かPIOモードになってしまったのだが、 この組み合わせだとDMAになってる…(BIOSが原因かもしれないが。これ以後、 どの組み合わせでもPIOにはならなかった)。

データ移動していると残り時間が6桁表示になったり…。 Ultra100というかPromiseのATA/RAIDコントローラのバグらしい。 移動そのものはそれなりの時間で終わっている。データ化け (ドライバの組み合わせによっては発生するらしい)もいくつかファイルチェックしてみたが発生せず。

LowLevel Format敢行

準備とか

MaxtorのwebからHDD用のメンテナンスツール、 PowerMax をダウンロードしてくる。こいつにローレベルフォーマッタの機能もある。 PureDOS起動ディスクにファイルを解凍して入れておく。 しかしPureDOSのディスク作るのがどんどん面倒になっていくな…。

もう一度、不良セクタの出たパーティションをフォーマット、DOSのScandiskでクラスタスキャンしてみる。 何事もなくフォーマットは終わっているのだが、 スキャンかけると不良セクタが増えていやがるんですが…(汗)。2カ所で8096bytesになってました。

やってみたり

まずはQuick Test(90sec.)をやってみる。 スタートすると今までこのハードディスクからは聞いたこともないような轟音が発生。 シークLEDも点灯せず。テストの結果、異常なしと出る。

意を決してLowLevel Format開始。LBAで数えて6000万セクタ越えてるらしい…。 40GBで2hぐらいかかるらしいので気長に待つ。途中、シーク音が変わったところとカウントアップが 一瞬止まったところがありました。結局100minぐらいかかりました。

PowerMaxのAdvanced TestにあるLBA Checkを念のためやってみる。 20分ぐらいで終わった。問題なしと出ました。

ちぇき!

何故だ…

不良セクタがあると思われる部分を含めて10GBのパーティションを作ってフォーマット。ココでは問題なし。 Scandiskでクラスタスキャン。10GBは多すぎた(苦笑)。途中、寝ていたり。 起きて画面見ると不良クラスタ発見して停止しているし…。 しかも後から増えた部分の模様。どーしてくれようか。

今度は不良クラスタ発見した部分を含めて2GBでパーティション作ってクラスタスキャン。 何故か今度は発見されず。念のためもう一回パーティション作り直してスキャンすると発見される。 よくわからん…。

結論

ほかの部分に問題はなさそうなんでだましだまし使ってみることにする。 コレ以後DiamondMax60は「ぽんこつ」と命名(謎)。 アヤシイパーティションは隔離して使わないでおく。全体がトンでも被害が出ないよーにこのドライブ、 物置と化しますが…。30GBも…。
2001/09/25現在、問題は特にない。不良クラスタは増えてないと思われ。

Seagate U6

静かだ…

U6の方は順調に動いてます。しかし静かになったもんだなぁ、SeagateのHDDも…。HDD交換していたとき、 弟君マシン使っていたのだがこいつのHDDがU4で、とんでもなくうるさかったんだけど。 シーク音も駆動音もDiamondMaxと比べてかなり小さいです。シーク音はSeagateらしい高周波な音ですね。
スピードはDiamondMax60と比べて+4〜5MB/sぐらいになってます。体感だとわからないです。

IBM DTTA35-

しかし、DTTA351010と350840の2発使ってましたが、こいつら全く壊れる気配がしない…。 駆動音は最新のHDDと比べるとうるさい部類になってしまってるけど(経年変化かも)。
4発はいらないので、うしを買った当時についていたDTTA350840(8.4GB)は引退させました。 うしの面影がどんどんなくなってきてます(苦笑)。